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東京都港区虎ノ門の神谷町耳鼻咽喉科 HOME > 疾患解説 > 口とのどの病気
 急性上気道炎  ・のどや鼻の風邪は耳鼻科にご相談下さい

 のど風邪、鼻風邪の場合、耳鼻咽喉科の守備範囲の症状が中心ですので、遠慮なく耳鼻咽喉科にご相談下さい。
 また風邪の後に、咳症状が長く続く場合、副鼻腔炎等が影響している可能性も考えられますので、気になるようであればいつでも拝見させて頂きます。

 嗄声(声がれ)  ・タバコを吸われる方は要注意!

声が嗄れる場合、多くの場合は風邪による喉頭(声帯)部分の炎症が原因となっていますので、1週間程度で元の声に戻るのが普通です、しかしながら、徐々に声嗄れが進行してきた場合、あるいはなかなか治り難い場合には、声帯ポリープや声帯結節、ポリープ様声帯等の慢性炎症の状態に移行してしまった可能性もあります。また、タバコを長く吸われていた方の場合には、悪性腫瘍の可能性にも注意を払う必要があるでしょう。
 喉頭(声帯)部分は直接観察することが出来ませんので、鏡(間接喉頭鏡)で反射させて観察するか、あるいは鼻からファイバーを入れて観察することになります。現在のファイバーは直径2.4mmと非常に細くなっていますので、ほとんど痛み無しに検査を行うことが可能です。また、仮に喉頭の悪性腫瘍が発見された場合でも、小さな状態で発見されれば、治療成績は比較的良好な部類に入りますので、声嗄れ等の症状が続く場合には早めの検査をお勧めします。いたずらに時間を浪費して、手後れとなることのないようご注意下さい。
 当院の位置する港区では、毎年成人病検診の一環として、「喉頭がん検診」を行っていますので、対象となる方は、期間内に是非検診をお済ませ下さい。また、港区在住以外の方でも、気になるのどの症状がある方は、いつでも喉頭がん検診と同等の検査を受けることが可能ですので、遠慮なくご相談下さい。

 胃食道逆流症  ・のどの異常感や違和感の原因はこの病気が多いようです!

★胃や胸の下から込み上げる「灼熱感」や「胸やけ」がある
★ものを飲み込むと、胸の中央部に痛みや、ものがつかえる感じがする
★のどの異物感や違和感が続いている
★慢性的な咳症状がある
★酸っぱいものがあがってくる感じや、ゲップ症状が多い
 このような症状に心当たりがある方は、胃食道逆流症(GERD)の可能性があります。逆流性食道炎ともいわれ、胃酸の食道への逆流により、食道粘膜や咽頭・喉頭粘膜に炎症を生じ、胸やけ感や異物感を生じる疾患です。耳鼻咽喉科的には、咽喉頭部の異常感・異物感・違和感、慢性の咳、時には声帯付近にまで炎症が及んで、声嗄れの原因となることがあります。また、喘息の増悪因子としてGERDの関与も疑われています。
 診断は、問診票での評価や、ファイバーで咽頭・喉頭・食道部の粘膜の状態を観察することで行います。本来は食道内の酸度(pH)をモニターして診断を確定する方法が望ましいのですが、この検査が実施できる施設は限られているのが現状です。
 治療として、油物、刺激物等の胸やけを起こしやすい食事を避ける、食べ過ぎないようにする、お酒やたばこを控える等の日常生活のちょっとした注意で症状が軽くなる場合もありますが、通常は、プロトンポンプ阻害剤(PPI)といわれる胃酸の分泌を抑える薬を4~8週間続ける方法が一般的です。ただし、再発率が比較的高いとも言われていますので、状況によっては内服を長期に続けることも考えられます。

 口腔アレルギー症候群
★何か特定の食物を食べた後に、その食物が直接触れた口唇やのどの粘膜に、イガイガ感や痒み、ヒリヒリ感を覚えた経験はありませんか?
 口腔アレルギー症候群(OAS)は、摂取した食物の直接的な刺激によって、口腔や口唇、咽頭粘膜にアレルギー反応を生じ、刺激感や痒み、ヒリヒリ感、突っ張り感などの症状を来す疾患です。通常は原因となる食物の摂取後15分以内に症状が出現し、多くの場合、しばらくするとそれらの症状は自然に消失するのですが、ときに、蕁麻疹等の全身的な皮膚症状を生じたり、腹痛・嘔吐・下痢等の消化器症状、鼻水や眼の痒みといった花粉症様の症状などを生じることもあります。さらに重症の場合には、喘息発作様の症状や、口唇やのどの粘膜の浮腫、呼吸障害、血圧低下などのショック症状に至ることもあり得ますので、決して疎かには出来ない疾患です。特に、最初のうちは口腔に限局していた症状が、原因食物を繰り返し摂取しているうちに、重症化する例がありますので初期の段階から十分な注意が必要です。
 これらの食物によるアレルギーの発症過程には、さまざまな樹木や雑草による花粉症が関与している例が少なくありません。樹木や雑草の花粉とある種の食物は、非常に似た抗原構造を持っているために、樹木の花粉アレルギーのある方が、同時に食物による口腔アレルギーを持っている例があります。例えば、「シラカバ」や「ハンノキ」の抗原と「リンゴ」の抗原は共通する部分が多く、これらの樹木に対する花粉症を発症した患者さんでは、同時に「リンゴ」に対するアレルギー反応も獲得してしまい、リンゴによる口腔アレルギー症状を生じることがあります。
 このような花粉症と口腔アレルギーの関連は、リンゴ以外のさまざまな果物、ナッツ類でも生じる可能性があり、思い当たる症状のある方は、きちんと検査して、ご自身の身体の状況を把握してくことが望ましいと考えられます。

東京都港区虎ノ門の神谷町耳鼻咽喉科です。
花粉症、アレルギー性鼻炎、小児、インフルエンザ、めまいでお悩みの方
耳鼻科、をお探しの方は当院へお越し下さい。


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